XPユーザ会のこれから

清水川さんがレポートを書いて下さいました。必見です。やっぱり参加してみたかったです。機械猫モッカーもすごく興味があったので。残念です。

私はスタッフのくせに結局今回のXPユーザ会に参加できませんでした。
参加してもらったプロジェクトメンバー、清水川さん、kikainekoさん、mixiの中、いくつかの話しを総合すると、今回は初めて参加する方が多かったようです。そして、どうやら初参加の人には少し難しく感じた人もいるようです。悩ましい問題だと思います。


今、XP、アジャイルは「やってます」という人と、「やってみたいけど」という人に分かれ、その差が拡がってしまっているのではないかという悩みがあります。そして「やっています」という人の数も、「やってみたいけど」という人の数も、アジャイルが有名になるにつれ共に増えているという手応えがあります。

「やっている」人の問題意識と「やってみたいけど」という人の問題意識は、当然差違があるでしょう。アジャイルは始めるまでにいくつかの壁があるでしょうし、始めたら始めたでいろいろ壁も出てくるからです。


XPユーザ会は「やっている」ひとのためだけの組織だとは思っていません。
「やっている」ひとにはやっている中でぶつかる壁や疑問に答える何かを、「やってみたいけど」というひとには一歩を踏み出す後押しをする何かを、見つけることができる会であったらいいなと思います。


もう一度原点に戻って、「やってみたいけど」という人にむけて何か発信していく必要があるのではないかと考えます。一歩を踏み出す後押し、何ができるでしょうか。
技術研修を復活させるという案もあったけど、あれはどうでしょうか。

「まずは自分から」というのが大事だと思っているからです。自分がやってみていないことには、人に伝えることは難しいでしょう。自分が手を動かし体験し、それを他の人に伝えてゆく。そういった恩返し、恩送りからアジャイルは出来上がっていると思います。