DevLOVE イベントにて「誰が為のテスト」というタイトルで講演させていただきました

最近講演が続いています。本日は DevLOVE のイベント「世界のすべてをテストせよ。〜Make the world Green by Test ! 〜」にて、『誰が為のテスト』 〜 千里の道も一歩から 〜 というタイトルで講演させていただきました。


内容は基本的には普段の TDD の講演内容をなぞりつつ、前半に自分の昔の話、チーム角谷以前の自分の話や、そのころの自分に聴かせたいことを少し織り交ぜました。これは papanda さんたちとの打ち合わせで話したことの影響があったと思います。


また本日は品質保証分野のエンジニアの方が多数参加されたのも印象的でした (というよりは、正確にはプログラマ視点の話をしたのは私だけでしたでしょうか)。
これは私には非常に刺激になりました。私たち開発者と品質保証技術者はともあると対立構造をつくってしまい、互いの交流が疎になってしまうところがあります。
しかし例えば私が常に講演で主張するとおり、開発者と品質保証技術者は互いを補完し合う関係で、ふたつのスキルはプロジェクトにとって欠くべからざるものです。
これからも互いの壁があるのであればその壁を突き破るような活動の場、交流の場があるといいなと考えています。違う視点とスキルを持った方々と交流することで、私たちの考え方も多様性が得られるのではないでしょうか。


また私的な話をするならば、最近 WEwLC 読書会や xUTP 読書会(次回は今週末です)でいろいろ意見交換をさせていただいている (品質保証分野に造詣が深い) 技術者の方々が LT で登壇したのが印象的でした。よりよい開発を行いたいという情熱は技術者たちがコミュニティを超えて交流するための原動力になるのだなと実感しています。


papanda さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。DevLOVE は本当に熱い思いを持った開発者が集うコミュニティだと思います。この場で話すことが出来てよかったです。