心の消耗にペアで立ち向かう

技術調査や技術検証のタスクは短時間でフィードバックを得られないことが多いので心が消耗しがちになる。(新鮮で刺激的な技術であれば逆に心が高揚するけど)。コーディングを行うときには自分でゴールを設定して短い時間でフィードバックを得ながら突き進むけど、技術調査や検証作業は自分たちがコントロールできないのでフラストレーションと不安がたまってどうしても能率が落ちてしまう。このため一人で検証作業を行っていると負のループにはまってしまいがちになる。

この心の消耗問題に対抗するために、今日はこまめにペアで作業してテンションを保つように工夫した。一定時間たったら交代、萎えたら交代というルールにして、検証作業を進める。プロセスとしては、一つの仮説が一つのサブタスクのイメージで、一つのサブタスクを二人でこなす形にした。サブタスクが一つ終わったら次のサブタスク(仮説)をペアで検証していき、疲れたら交代。ペアが疲れていそうだったら交代。時間が来たら交代というような形態にする。すると、

  • ペアで負担を共有することで心の消耗を防ぎ、負のループにはまりにくくなる(一人がぐったりしたときにはもう一人が復活している)
  • 基本的に仮説検証プロセスとなるので、一人の思い込みで作業するよりも二人で複数の仮説を立てたりして検証を行うほうが客観性が保て、効率も良い。

結果作業が進む進む。気乗りしないタスクもかなりのスピードでこなすことができた。期待以上の成果だったといえる。