アジャイルプロセスを外側から見た本たち

XPエクストリームプログラミング懐疑編―XPはソフトウェア開発の救世主たりえるのか (The XP Series) アジャイルと規律 ?ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス?
ときどき、アジャイルプロセスを自分の組織に導入する前に読んでおきたい本は何ですかという質問を受けることがあります。まず自分の組織に無理にアジャイルを導入する必要は無いと思いますが、あえて薦めるなら以下の本がお薦めです。アジャイルマンセーな本もいいですが、アジャイルムーブメントの外にいる人が書いた本の方が客観的で参考になると思います。そういう視点では

があります。前者はひょっとするとXPを全く知らない人に対しては問題意識が伝わりにくいかもしれません。XPを一度導入して上手くいかなかった人、または導入しようとしてみた人には参考になる本だと思います。後者は私はまだ邦訳を手に入れてないのですが、現実的な視点の本なので私はいちおう「激推薦(http://www.kakutani.com/20040806.html)」としておきます。ええ、ええ。激推薦ですとも。Personnel,Criticality,Size,Culture,Dynamismの五つの軸でプロジェクトを捉え、アジャイルさ(Agility)と規律(Discipline)のバランスをどうやってとるのかを論じています。アジリティはパラメータなんです。参考になります。