オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン

メダルを取った選手に対するインタビューを見ていてふと気づいたのは、オープンクエスチョン(yes/noで答えられない質問)ばかりのインタビューが多いこと。メダル直後の興奮状態のためか、選手によっては混乱した返答しか返ってきません。その返答ぶりが人間くさく、生々しくて良いですが、もっと整理してインタビューしてほしいなとも思ってしまいます。オープンクエスチョンは人と状況を選ぶな、と。かくいう私も話下手ですが。
クローズドクエスチョン(yes/noで答える)でさっと場を作ってからオープンクエスチョンで生の感情を引き出すとか、選手の状態に応じてうまくインタビューできるんじゃないかと考えます。要はどうやっていきいきと話せる状態まで持って行くかではないかなと。
インタビューとして価値があるのはやはりオープンクエスチョンでしょう。オリンピックは一発勝負、メダルの興奮と混乱も含めたオープンクエスチョン一本やりの方法もライブ感のある良いインタビューなのかもしれません。どういうのがいいインタビューなんでしょうか。