7/2 に開催された「TDD Boot Camp 仙台」に登壇させていただきました。参加くださった皆様、そして主催してくださった @katahirado さん、ありがとうございました!
当日の #tddbc タグのまとめはこちらです
http://togetter.com/li/157066
TDDBC 仙台は1日構成のコースを基盤に、乱取り形式を全面に採用しました
- 一日目午前その1
- TDD についての講演
- 一日目午後その1
- 太田さんとペアを組んでの TDD & ペアプロデモ
- 一日目午後その2
- 各言語に分かれての TDD 実習(コーディング道場乱取り版)
- 一日目午後その3
- 各チームによる発表とコードレビュー
- 一日目午後その4
- 各言語に分かれての TDD 実習(コーディング道場乱取り版)
- 一日目午後その5
- 各チームによる発表とコードレビュー
- 一日目午後その6
- ふりかえり
- 一日目夜
- (デブサミ東北と合同で)懇親会
今回は少し異色の TDDBC でした。告知エントリのときにも書きましたが、 TDDBC として東北で初めて、そして他のイベントと併催というかたちの開催も初めてでした。デブサミ東北の企画が立ち上がり、その一部として TDDBC を行うことが決定し、開催日も自動的に決まるという流れが、あっという間のできごとでした。この時点で既にいつもと異なりました。まず主催者がいません、運営スタッフがいません。そして講師サポートスタッフもいません。
TDDBC は私だけでは成り立ちません。TDDBC は運営を手伝ってくださるチームがいて、初めて開催可能になります。このためまず Twitter と TDDBC ML で窮状を訴え協力者を募りました。
地方で TDDBC を開催/運営するためには協力してくださる方々がなんとしても必要です。具体的には - 主催者 - 運営スタッフ - 演習サポートスタッフ(演習に関する技術的補助など。 TA: Teaching Assistant と呼ばれることが多いようです) を引き受けてくださる方が必要です。以下説明致します。 1. 主催者について イベントには現地で中心になる方が必要です。主催者の方が全てを引き受ける必要は無く、 協力者を募り、協力者の方々の連絡のハブ役になっていただければと考えております。 2. 運営スタッフについて 運営スタッフの方々は会場設営、受付、おやつ等の整備、プロジェクター、 電源タップ、回線(WiMAX など)の手配をお願いしたいと考えています。 3. 演習サポートスタッフについて 演習サポートスタッフの方々は、言語の専門知識を活かして、TDDBC の参加者を 技術的にサポートする役割をお願いしたいと考えております。 TDDBC では TDD & ペアプロ演習に参加される方々に可能な限り希望する言語で 参加していただけるように努めているのですが、 私がサポートできるのは Java / Ruby / JavaScript くらいで、 他の言語で希望される方を技術的にサポートするためには協力者が必要です。 また、上記 3 言語でも、私が会場を回ってサポートできる人数には限りがあります。 これらの理由から、演習サポートスタッフの方々には会場を回っての技術的指導をお願いしたいのです。
すると、 11人もの方がスタッフとして手伝うと手を挙げてくださいました。そして @katahirado さんが「自分が主催者を引き受ける」と言ってくださいました。そこからは運営が勢いよく回り始めます。短期プロジェクトだったため皆自主的に連携し、勢いのついた状態で開催に至ります。前日までメールで打ち合わせしつつ、前日には仙台入りして集中して打ち合わせを行った結果、私自身も TDDBC のオペレーションのノウハウを多く得ることができました。これは得がたいことでした。協力したくださったスタッフの皆様にはいくら感謝してもし足りません。
今後の TDDBC の予定
TDDBC の報告のたびにこの blog に書いていて恐縮ですが、 TDDBC は開発の楽しさ、ペアプロ/TDD/コードレビューの楽しさ、そしてレガシーコードとの戦い方を伝え広めていけるようなイベントにしたいと考えています。TDDBC は「やりたい」と手をあげれば始められるイベントです。このようなイベントをこれからも続けていきたいと考えています。
- 東京1.5 (7/9 開催)
- 東京1.6? (7/31 開催)
- 横浜 (11 開催予定)
- 大阪 (9月頃に企画中)
- 新潟 (企画中)
- 岡山 (企画中)
- 四国 (企画中)
TDDBC の開催、運営に関しては TDDBC 札幌主催者の @shuji_w6e さんが詳しいエントリを書いてくださっています。TDDBC の開催に興味のある方は是非ご一読ください。
(まずはここまで。 140 字形式の個人的な感想はあとで書きます)