開発現場で学べること 最終回(第10回)プロジェクトが失敗する不吉な匂いとは

面白いです。書かれているのはクロノスの山野さん。J2EE without EJBの勉強会でお会いしていますね。今度こちらにいらっしゃったら挨拶しておこう。

当然プロジェクトを成功に導くために必要なものはたくさんあるだろう。しかし、もしここで筆者がたった1つだけ挙げるとすれば、それは

「一番重要なのは『危険察知』である」

なるほど。

筆者の考えるプロジェクトの不吉な匂いは次の10パターンである。

(1)優し過ぎるクライアント
(2)不明りょうな非機能要件
(3)神の不在
(4)暗黙知の群れ
(5)収束しない会議
(6)最新技術への猛進
(7)パターンの乱発
(8)怠け者エンジニア
(9)無駄の山
(10)笑わないプロジェクトマネージャ

プロジェクトを失敗へと導くかもしれない不吉な匂いたち。その匂いは、Tim Listerが言うところの「死んだ魚の匂い」なのかな。


#参考
Agile Development Conference2004におけるTim Listerの伝説のプレゼン
http://www.agiledevelopmentconference.com/files/lister.ppt(PPT)


#追記
おっと、Dead Fish Societyなんてものまであるんですね。ニヤリとさせる名前だなぁ。