参加してきました。当日のメニューは以下の感じ。すごいメンツが集まりました。
- ポジションペーパー発表(各自)
- kdmsnrさんによる1,2章の振り返り
- WRさんによる3章のまとめと議論
- 高橋さんによるRailsな考え方
- ひがさんによるS2Daoな考え方
若い順にポジションペーパーを各自制限時間3分で発表。初めてお会いする人も多く、わくわくします。私はポジションペーパーを良く知らなかったのでポジショニングマップを作って持っていきました。すこし異色だったかも。
kdmsnrさんが前回までのまとめを発表。これが重要なことが短い時間にまとめられているような非常にわかりやすい資料で、今回初参加であることを正直後悔しました。前回前々回も出てみたかった。
今回は第3章、データベースとのマッピングパターンのところでした。
勉強会の場でよく議論になったパターンはTable Module,Table Data Gateway,Row Data Gatewayで、逆によく知られているTransactoin Script,Domain Model,Active Record,Data Mapperあたりはそんなに議論になっていない印象です。もうWeb上で散々議論されていて共通認識がとれているからでしょうか。
Single Table InheritanceとかConcrete Table Inheritanceとかの話しもがっつりするのかと思いきや、そのあたりもサラッと流します。継承のマッピングももう議論の対象になることはなくて、与件の一部だったり選択肢だったりするのかなと思いました。
あと、高橋メソッドの家元にお会いしました(ちなみに、高橋さんのポジションペーパーは4文字とかではなかった)。初めて見る「Railsな考え方」の発表は想像していたよりもずっとスピードが速い。私が(勝手に)想像していた間を取ったプレゼンではなく、どんどん先に進んでいくプレゼンでした。なるほど、こういう間合いでやるのかと納得しました。かくたにさんの言うとおり実物を体験しないとわかりませんね。
高橋さんとひがさんの[Rails|S2Dao]な考え方のプレゼンを見ていると、二つのフレームワークの共通点がかなり多いことに気づきます。具体的にはDRYとConvension over Configurationですね。違いはEmbedded Value(S2Dao)やDSL風の書き方(Rails)等でしょうか。
また、これは最後のKPTのところでも出てきましたが、フレームワーク同士でフレームウォーをするより、共通点を探していくアプローチが面白いと感じました。
余談: