J2EE勉強会 第11回

J2EE勉強会開催1周年記念にあたる第11回は、稚内北星学園大学の協賛をいただいて秋葉原ダイビルで行われました。


今回はリファクタリングの目的の整理と、リファクタリングをサポートするテストに関する発表を行いました。ライトニングトークスもあわせて硬軟二刀流で攻めてみましたが、いかがだったでしょうか。


ふたつのプレゼンともそれなりに受けたようですが、私としてはちょっと反省する点のある日となりました。ライトニングトークスはまずまず上手くいったと考えていますが、肝心の本発表のほうはかなり駆け足の発表となってしまったからです。


原因は、発表時間が短いという先入観が強かったため駆け足となった、としばらく考えていたのですが、違いますね。「発表内容を詰め込みすぎた」これにつきます。「時間が無い、ではなく、仕事が多すぎる」の思考フレームです。あとは、いつもの円卓を囲んでの議論というスタイルではなく、90人を前に発表するのは正直アガった、というのもあるかもしれません。


はぶさんの考えをかりて

  • 知ってる
  • やってる
  • できてる
  • 理解した
  • 見つけた

の五段階モデルをプレゼンにあてはめると、私は「やってる」の段階だと思います。ちょっと量が時間に比して多かったり、人数が多かったりしただけでコントロールを失うようでは、まだまだだな、と思いました。


それでもためになった、勉強になった、楽しかったと感じてくださった方がいらっしゃったのであれば、プレゼンを行った甲斐があったのかなと思います。最後まで聴いてくださった方には本当に感謝いたします。


あと、飲み会は、疲労でへろへろでした。



(追記)
プレゼンの中で、プログラムを書く際のゴールを「動作する、きれいなコード」とし

きれい/きたない × 動作しない/動作する

という2×2を提示しました。

そして、特にTDDを行う際には

  • きたない & 動作しない(RED)
  • きたない & 動作する(GREEN)
  • きれい & 動作する(REFACTOR)

という段階を踏んで開発を行うという話をしました。

このモデルが良いねといっていただいたのが個人的にはうれしかったです。