第9いろいろ

季節柄ということで(←なんでだろ?)、印象に残っているものを何枚か挙げてみます。

クレンペラー

ベートーヴェン:交響曲第9番
月面のモノリスの如し。時間と空間の構造を考えさせられる。私の中でやっぱり一番。
クレンペラーは状態の良いライブ版(ASIN:B00005FHQM)もあるけど、あえて冷厳なスタジオ版を推します。

フルトヴェングラー

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
もはや宗教体験。アツい。この盤について言及している日記も多く、最も有名な第9の演奏かもしれません。モノラル録音を時代背景への思い入れで補完できる人向けでもあります。

テンシュテット

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
宗教体験したいけどモノラルはちょっと、という人に。これが生で聴けた人が羨ましい。

アンセルメ

ベートーヴェン:交響曲第9番
不思議すぎる一枚。これも芸のかたちなのか?

モントゥー

ベートーヴェン:交響曲第9番
妙にお気に入りの一枚。特に目立った特徴は無いのだけど、不思議と惹かれます。


最近の演奏は聴いていないなぁ。デジタル時代のスタンダードは何なのだろう。