オブラブ2006夏イベント ライトニングトークス

Developer TestingやTDDについて講演させていただいた身としては、一番最初のid:kikainekoさんの発表と一番最後の渋川さんの発表が面白かったです。二人ともBeyond xUnitとでも言うべき視点で独自のテスト機構を作成してデモしていました。


TDDを行うときの初期コストの低減に着目したのがrubytok(id:kikaineko:20060524)で、
xUnitでテストを長い期間行った後でも資産価値を目減りさせず、ドキュメントとしてのテストの鮮度も保つのがPyUnitXということでしょうか。PyUnitXの情報は公開されるのをのんびり待つことにしましょう。


PyUnitXが提示する問題意識は、TDDし続けることで次に見えてくる、「大量のテストをどうやって運用していくか」(まさに資産運用です)という問題意識です。
ちなみにテストの運用と間引きのトレードオフに関して、今日の講演ではたどり着けないと判断して削りました。そして、あとで咳さんにきっちり突っ込まれてしまいました。やはりBeyondの目を持った熟練者は鋭いですね(^^;

オブラブ2006夏イベント 懇親会

沢山の方と話し、沢山の方からフィードバックをもらいました。また会場の後ろに張ってあった各講演のKPTも参考になりました。私のはTry多すぎですね。みなさん何かやってみようと思われたことの表れでしょうか。反響が大きかったようで何よりです。


また、今回私のセッションは新人さんが結構参加されていたようです。懇親会で話した知り合いの技術者の方々から、今回は新人を何人か連れてきたけど、テストのコマに参加させたよというお話を伺いました。で、その新人さんたちと少しお話しすると、「講演を聴いてテストをやる気になった、テストしてみます」と言ってくださいました。この言葉が何よりも励みになりました。ありがとうございます。

オブジェクト倶楽部2006夏イベント講演が終わりました

講演が終わりました。疲れましたー。今日はセッションC『デベロッパーテスティング -ソフトウェア開発者の基礎体力』という題で講演をさせていただきました。お聞きくださった方々に感謝いたします。ありがとうございます。


久しぶりに完全燃焼したかもしれません。個人的には、聞いている方の顔を見る余裕もできたし、時間配分もまずまずだったので、最近のプレゼンの中ではなかなか上手くいったほうかなと思います。


聞いてくださった方々は、いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけたようでしたら幸いです。

セッションD Ruby道(るびーみち)

午後はかずひこさんセッションD 『Ruby道チュートリアル』を選択しました。ノートパソコンのHDをプレゼン用のWindowsから普段のDebianに戻して、rubyのコードを写経。楽しい。先回りしてTDDしてみたら、かずひこさんの意図は異なった。おっとっと、委譲の説明が主眼だったのね。Fake itやObvious implementationをしてしまった。興奮しすぎました。

/usr/lib/ruby/1.8/forwardable.rb

を味わう。ううむ、凄いぞ。


近刊の『はじめようRuby on Rails』もよろしくとのことです。

はじめよう Ruby on Rails

はじめよう Ruby on Rails