2008 年を振り返ります。
2008 年は特に忙しかった年であり、そして自分の限界に突き当たった年でもありました。
社長としての自分と技術者としての自分を両立させることに苦しみ、悩み、いろいろな方にご迷惑をお掛けしました。
経営者として
2008 年はいくつかの試みを行い、様々な失敗をしました。中には大失敗と言えるものもあり、経営者としての実力不足を感じた1年でもありました。
つらい時期もありました。それらの失敗は一つ残らず糧とせねばならないと考えています。
今年の後半は状況も大きく変わり、いささか吹っ切れました。
自分の周りの制約条件が変わり、手段、手札も変わってきました。現在やや手応えを感じています。
来年はこの変化を良い方向に作用させ、働き方、会社の在り方を変えていこうと考えています。
技術者として
講演
次に技術者としての自分ですが、今年もいろいろなイベントで登壇させていただきました。代表的なものを時系列に並べてみました。
- デブサミ2008 「デベロッパーテスティング・ライブ - 自信を持ってコードを書くための心・技・体 -」 (資料)
- java-ja 第8回 「第一回チキチキ 日本ペアプログラミングの会java-ja支部会」
- デブサミの派生イベント 「Developer [Test] Summit 2008」のパネルディスカッションの司会兼パネラー
- 東京Ruby会議01 「それ Ruby でもやりたい」
- JJUG CCC 「『JavaからRubyへ』・アンド・ナウ」と「YET ANOTHER GREEN IT」
- 札幌Ruby会議01 「そろそろカバレッジについて一言いっておくか」
会場や ust でご覧下さった皆様、ありがとうございました。2009 年も引き続きイベントで登壇できればと考えています。
講演者として今年感じたことは、 ust の台頭です。ust と IRC により、実際に会場にいらっしゃる方々以外の方にも伝えることが出来るということは、講演者としては非常に面白く感じました。資料の作り方も ust 向けにシフトしました。
勉強会
今年は以下の勉強会などに参加させていただきました
特に「Working Effectively with Legacy Code 読書会」は自分の日記がプチ炎上状態になったことが設立のきっかけだったこともあり(?)、いろいろと主体的に関わらせていただきました。とても良いコミュニティになったと考えていますので、 2009 年も読書会のコミュニティとして活動できればと思います。読書会を立ち上げていただいたせとさんに感謝いたします。
物書きとして
今年は、雑誌や Web 連載等で文章を書くことがありませんでした。
いくつもお話があったのですが、多忙だったこともあり、本業を優先させるためお断りしました。
この判断は良い面も悪い面もありました。
来年はいくつかの媒体で自分の考えを発表させていただきたいと考えています。
2009 年に向けて
2009 年は、少し働き方を変えようと考えています。そのための準備をこの休みにも行っています。
価値に集中し、働き方、会社の在り方を変え、余裕をつくり、やりたいことを出来るようにします。